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腹筋について

  • yusuke.kubo0221@gmail.com
  • 2018年12月17日
  • 読了時間: 2分
腹筋とは

皆さんが思うお腹の筋肉とはどの部分を想像しますか?

シックスパックと呼ばれる腹直筋を想像する人が多いと思います。


しかし、腹直筋だけが腹筋ではありません。

腹斜筋と腹横筋という筋肉も存在しています。


鍛えられている綺麗なシックスパックの人を見ると、かっこ良く見えたりしますよね!

お腹が出ている人よりも、引き締まった人の方が魅力的に映る人は多いです。


鍛えられている腹直筋がシックスパックになっている訳ではありません。

元々、腹直筋は割れています。盛り上がって見える部分が筋腹であり、線を引いたように見える部分が白線と呼ばれたり、腱の部分になります。


腹直筋は、

恥骨→肋骨の剣状突起・第5〜7肋軟骨

肋骨を引き下げ、体幹を屈曲させます。



腹斜筋は、外腹斜筋と内腹斜筋の二つあります。

外腹斜筋は、

第5〜12肋骨の外表面→白線・腸骨稜

腹圧の安定、肋骨の引き下げ、体幹の屈曲・側屈・回旋させます。


内腹斜筋は、

胸腰筋膜・腸骨稜→第9〜12肋骨下縁・第8〜10肋軟骨・白線・恥骨

腹圧の安定、肋骨の引き下げ、体幹の屈曲・側屈・回旋させます。


腹斜筋群を動かす事によって腹部にくびれを作り、引き締める事が出来ます。

体幹の屈曲に関わる筋肉は、腹直筋のみでは無く腹斜筋群も関与しているので引き締まった体を手に入れる為に、鍛えておくのをオススメする筋群です。



腹横筋は、腹圧の安定を助けるために腰から腹までをコルセットのように支えています。

腹横筋は、

下位肋骨の肋軟骨・胸腰筋膜→白線・恥骨


他の腹筋群とは違い、体幹部分の動きには直接関与はしません。


腸骨筋と大腰筋という深層にある腹筋も存在しています。

二つの筋肉を合わせて腸腰筋と呼びます。


大腰筋は、

第12胸椎〜第5腰椎の椎体・肋骨突起→筋裂孔を経て小転子


腸骨筋は、

腸骨窩→小転子


腸腰筋は、股関節を屈曲させる働きがあります。

大腰筋単体ではそれに加えて、腰椎の安定を保つ働きがあります。


股関節を動かす運動を続ける事によって、大腰筋と腸骨筋が鍛えられ、特に大腰筋が鍛えられると、腰痛の予防・体幹の軸のブレの減少・歪みの改善・内臓を正しい位置に戻す作用があります。消化吸収の助けや、代謝促進にも効果があります。


しかし、腹筋群ばかり鍛えていても逆にバランスが悪くなってしまいます。

腹筋群・背筋群など、バランス良く鍛え、動かしましょう。

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