インナーマッスルとダイエットについて
- yusuke.kubo0221@gmail.com
- 2018年12月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年1月25日
インナーマッスルとは
インナーマッスルとは、その名の通り、体の内側に存在している筋肉の事です。
普段、意識せず知らない内に動かしている皮膚から深い場所にある筋肉です。
日常で運動を行いにくい人達でも、体の使い方次第でしっかりと鍛える事が可能です。
インナーマッスルに対して、皮膚から浅い筋肉をアウターマッスルと呼びます。
新陳代謝の向上
体の歪み・バランスの改善
運動機能の向上
血流改善
などに対しての効果があるから、ダイエットのためにインナーマッスルを鍛えるというのが一時期流行りました。
ダイエットの基本は、摂取カロリーを消費カロリーが上回る事にあります。
痩せるためには、消費カロリーを増やす・摂取カロリーを減らす事が必要です。
ダイエット=インナーマッスルを鍛える?

消費カロリーを増やすには、運動をする以外に基礎代謝を向上させる方法があります。
基礎代謝とは、何もしてなくても体が消費するカロリーの事です。
基礎代謝は消費カロリーのおよそ7割と言われています。

基礎代謝のうちの4割が筋肉による消費だと言われています。
つまり筋肉を鍛え、基礎代謝を向上させる事によってダイエット効果が高まります。
だから、普段使われないインナーマッスルを鍛えて消費カロリーを向上させよう。
という流れで、インナーマッスルのブームが訪れた。という訳です。
筋肉は、大きい筋肉の方が、エネルギー消費の効率は高くなります。
では、体の中で大きい筋肉はどの筋肉なのでしょうか。

大きな筋肉は、大腿四頭筋と下腿三頭筋。そして大臀筋。全て、下肢の筋肉です。
スクワットで鍛えられる筋肉です。
他にも、腕立て伏せやベンチプレスを行う事で鍛えられる筋肉も大きい筋肉です。
そして、デッドリフト。
大きい筋肉を鍛える事が出来る、この運動をトレーニングのBIG3と呼ばれています。
大きい筋肉を動かす事が出来るBIG3を行えば、基礎代謝を向上させ、運動自体による消費カロリーも大きくなるので、継続して行う事により、効率よく痩せる事が出来ます。
インナーマッスルと呼ばれている筋肉は入っていません。
インナーマッスルとは、体の奥にある体積の小さい筋肉です。
そしてインナーマッスルは、基本的にアウターマッスルの補助の役割を果たしているので、インナーマッスルをわざわざ鍛えなくても、アウターマッスルを鍛えれば勝手に鍛えられる筋肉でもあります。
インナー・アウター問わず、筋肉を鍛える時は、理想のボディラインに向けてトレーニングをする事が大事です。
お腹周りや、足、腕など、部位に合わせた運動をしっかり行えば、自ずと綺麗な体になり、基礎代謝も向上して行きます。
なので、ダイエットを目的にインナーマッスルを鍛えずとも、過度な食事制限をせずにバランスの取れた食事と運動を続ければ、必ず痩せて行きます。
歳を重ねるごとに自然と太った。ではなく、
歳を重ねて若い頃より筋力が衰えて代謝が落ちている事に加えて、運動をできていないから太ってしまったのです。
体重ばかりを気にして、食べる量を減らしたとしても、運動しなければ基礎代謝は低いままなので、しっかりと運動をするようにしましょう。
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